みうらじゅんの「ない仕事」の作り方を読んだ

「ナタリーってこうなってたのか」と「ない仕事の作り方」を読んだのですけど、大山卓也みうらじゅんも偶然に、自分がない自分をなくす、と言っている。それは私もそうで、私がやっているもろもろは、私のことは極力出さないようにしている。大事なのはその情報を伝えることで、私の主観などは関係がない。

その一方、五十嵐さんは先週末もライブをやっていて、この前話したときに、ライブをやる理由はなんですか云々と話したときに、自分の思いを伝えたいんですかと聞いたら、そうだと言った。ライブをやる人はみんなそうだと思うと言った。
私は五十嵐さんと似ているなと思ったから好きで、また今度会いましょうとなっているけど、そこは逆だなと思って。

私は自己顕示欲が強い方だと思うのだけど、やってるあれこれに関しては私のことはどうでもいいと思っている。

島田潤一郎の「あしたから出版社」も読んだのだけど、書いてることはどれも一緒だ。大山卓也はナタリーを立ち上げ、島田潤一郎は夏葉社を立ち上げ、みうらじゅんは複数のコンテンツ?ブーム?を立ち上げた。

島田潤一郎は本屋を何百軒とまわり自社の本を取り扱ってくれるように営業する、ナタリーは今もスタッフがミュージシャン、CDショップ、レコード会社の何百ものサイトを巡回して情報を収集する、熱意と継続しかない。私は正直そんなに刺激を受けなくて、それしかないですよね、と思った。

そして読みながら思うのは、山をもっと楽しんでもらうには、そのためにどんなサービスが世の中にあるといいのか、になっちゃうよね。