社会貢献という名の奥にあるものぐへへ

社会貢献について私が思うこと。私これに参加していると以前書きました。
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今回は12期生で14名が参加しています。そしていろいろな話をしていると社会貢献をしたいという言葉を時々聞くようになりました。
事業を通して社会に貢献したい、と。社会貢献って響きかっこいいですよね。実は私も少しづつそう思うようになっていたんですが、よくよーく考えるようになって本当の奥底にあるのは「社会貢献」ではないんじゃないかと思うようになりました。会社員をして株式会社で週に5日働いて何十万円とお金をもらう。それだって十分社会貢献なんですよね。株式会社は何かしらの商品やサービスを生み出してそれに対してお金を出して買う人や会社がいる。商品を通してお金が動いている。大きく言えば経済を動かしている。それって十分「社会貢献」ですよね。会社員で働いていても十分社会貢献しているんです。実感しにくいんじゃないかなと思います。
じゃあ私が最近よく聞くようになった社会貢献は、実はその奥にある、自己顕示欲、承認欲求、なのではないかなと思いました。私が行った事業によって社会に貢献している、どうだ、俺はすごい、やっている、と日々感じることができる。それじゃないかと。もちろんそれが悪いことではないと思う。「社会貢献」という名を借りて、(私があまり好きではない)自分自身が充実している、と感じたいんじゃないかなと思うようになりました。繰り返しになりますが、それはもちろん悪いことじゃない。日々充実しているならそんないいことはない。人生なんて日々をどう過ごすかだけのことじゃないかなと思うんです。
会社員として働いて社会貢献しても、事業を興して社会貢献しても、「社会に貢献する」ということでは同じだと思うんですよね。働いている人であれば毎日していると言ってもいいかもしれない。ただ、声にしてそれを言う人のその奥にあるのは自分自身のことではないかと少し思うようになりました。