ダラス・バイヤーズクラブぐいぐい

ダラス・バイヤーズクラブのいいところは、マシューマコノヒーは最初、自分の私利私欲のためにあがいたところで、それがやりつづけるうちに、自分の延命にもなって、意識か無意識なのか、周りの人も助けることになって、最後はぼろぼろだったけど、それでも気が付いたら、延々とやりつづけてるところなんだろう。
スタートが私利私欲のためていうのがいい。マシューマコノヒーは「成長しよう!」「みんなを助けよう!」なんて全く思ってなくて、なんだこれはバカやろう、HIVってなんやねん、この薬なんやねんこんなのダメに決まってるやろあかんあかん、それなら俺が好き勝手にやるうるせいボケ、ってなんとかする。
そしてやりつづけて道が開けたんだろう。



映画『ダラス・バイヤーズクラブ』予告編